朝ドラ『らんまん』感動の第1週の全5話まとめと考察【バイカオウレンとは?】ネタバレあり

朝ドラ
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朝ドラらんまんの感動の第1週、バイカオウレンが放送されました。

全5話の内容まとめと、感想や考察をお伝えしていきます。

ネタバレを含んでいるため、まだ観ていない方は注意してください。

あらすじや相関図は公式HP、キャストはこちらを参照しましょう。

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らんまん第1話『峰屋の次期当主は万太郎』まとめ【バイカオウレン】

らんまんスタート!

らんまんの第1話【バイカオウレン】の内容をまとめていきます。

時は慶應3年(1867年)『万太郎』が1輪の花を見ているシーンから始まります。

第1話の主な登場人物は、万太郎の祖母『タキ』、万太郎の姉『綾(あや)』、番頭の息子『竹雄』、槙野家分家『豊治』です。

以下で、第1話の内容まとめと考察や感想をお伝えします。

第1話の内容まとめ

第1話は、甑倒し(こしきだおし=米を蒸すための甑を片付けて、今シーズンの仕込みが終わったことを祝う、作り酒造にとって祝いの日)から場面は始まります。

甑倒しは、半年間蔵元で酒造りで働いた蔵人たちを祝う日です。

万太郎はイタズラっ子で、甑倒しで準備されている山椒もちを数個こっそり取っていきます。

万太郎は前からよく熱を出すのに、じっとしていられませんでした。

姉のは万太郎と違ってしっかり者で、母であるヒサに優しく気を遣っています。

槙野家分家の『豊治』は、峰屋の時期当主は、豊治の息子『伸治』がいいと思っており、万太郎のことが嫌いです。

万太郎は屋敷を走っていましたが、心臓に違和感を感じたのち倒れてしまいます。すぐに町医者が診てくれたこともあり、万太郎は無事でした。

タキは万太郎に「あなたはみんなと違うのだから」と声をかけます。

万太郎が倒れたことを知った豊治は、「また倒れたのか。当主は務まらないな」と万太郎をけなします。それを聞いていたタキは万太郎をかばい、「誰が相手でも万太郎ひとりには敵わない」と豊治を注意します。

注意された豊治と息子の伸治はその後、屋敷の廊下で「万太郎なんて生まれてこなかった方が良かった」と万太郎をけなしました。

豊治の発言を、万太郎は影で耳にしてしまうのです。万太郎はショックで「お母さん。。。」と言いました。

第1話 終わり

万太郎は生まれつき体が弱い?

万太郎はいたずらっ子でしたが、体が弱いようです。

以前からよく熱を出していたが落ち着いていられなかったと言われています。

第1話でも、心臓に違和感を覚えて意識を失ってしまいました。

タキにも「あなたはみんなと違う」と言われています。

万太郎は生まれつき体が弱い可能性があるため、よく熱を出したり、今回のように倒れてしまうことがあるようです。

万太郎の体が弱かったことが、遊びを制限させた結果、花を好きになったきっかけになったのかもしれません。

万太郎は昔から花が好きだった?

万太郎の登場場面は、一輪の花を手に取って眺めているシーンでした。

花が好きだという話はありませんでしたが、万太郎にはもともと花に魅力を感じているようです。

なんとなく花を穏やかな表情で眺めているシーンでしたが、これが後々、万太郎が植物学者になる伏線となります。

らんまん第2話『天狗(坂本龍馬)との出会い』内容まとめ【バイカオウレン】

ディーン・フジオカ登場!

らんまん第2話では、自分を天狗という坂本龍馬と出会います。

万太郎の母である『ヒサ』も頻繁に登場するようになり、母との関係がわかる話です。

以下に、第2話の内容まとめと感想や考察をお伝えします。

第2話の内容まとめ

万太郎の母であるヒサが寝込んでいます

万太郎は母に声をかけ、「生まれてこない方が良かった?」とヒサに聞きました。

ヒサは「万太郎が無事に生まれるように、裏の神社に毎日お参りに行っていたよ。万太郎は私の宝物よ」と言います。しかし、万太郎は「嘘だ。おばあちゃんもお母さんも嫌いだ」と去ってしまいます。

万太郎はひとりで神社まで行き、「神様出てきてください。僕がみんなと違うのは神様のせいだ」と言いました。すると、木の上に登っていた天狗こと坂本龍馬が登場します。

坂本龍馬は「天狗じゃ」と万太郎に自分を紹介し、自分の夢は「明るい未来」であると伝えました。夢の話を聞いた万太郎は天狗に山椒もちをに渡し、天狗はそれを受け取ります。

場面は屋敷に移り、ヒサとタキが万太郎の話をしていました。

「ヒサは3回も流産したが、それでも万太郎を無事に産んでくれた。感謝している」とタキがヒサに伝えます。ヒサはタキに、「子供を育てられなくてすみません」と病気のため万太郎や綾を育てられないことを謝りました。

屋敷は、万太郎の姿がないと騒ぎになります。

万太郎は天狗と一緒におり、万太郎は「わしは生まれてこない方が良かった」と天狗に弱音を吐きました。

第2話 終わり

ヒサは自分が病気で命が短いことを知っていた?

ヒサは持病があり、余命が少ないことを知っていたようです。

義理の母であるタキにも、子供たちを育てられなくてすみませんと謝罪しています。

タキも、ヒサの命が短いことを知っており、万太郎を産んでくれたことを感謝していました。

万太郎や綾も、母の体調がよくないことは知っているようです。

万太郎と母ヒサの関係性はよくない?

万太郎は第1話の終わりに「お母さん。。。」と言っていました。

自分が生まれてこない方が良かったと言われたことにショックを受けて、母に話をしますが万太郎は母の言葉にも半信半疑でした。

子供なので、ショックな出来事を母に当たってしまったのでしょう。

お母さんのことは好きだが、ひどいことを言われたショックが強かったために母の言葉を信じられなかったようです。

らんまん第3話『バイカオウレンとの出会い』内容まとめ【バイカオウレン】

バイカオウレン登場!

らんまん第3話では、万太郎と天狗の話が中心となります。

バイカオウレンも登場しますがみんなは花の名前を知りません。

以下で、第3話の内容まとめと感想や考察をお伝えします。

らんまん第3話の内容まとめ

万太郎が弱音を吐くと、天狗が怒ります。

「弱音を吐く奴は頭から食ってやる」と言って万太郎の頭に噛み付くそぶりをしました。

天狗は「人は何かひとつのことを成すために生まれてきた。この世に同じ命はひとつもない。大きくなったら望みができる」と万太郎に伝えます。

万太郎は天狗の話を素直に聞きますが、天狗は「わしにもこんな息子がおったら、こんな風に遊んどったろうか」と言って去ってしまいました。

天狗が去ると、万太郎を探していたヒサと綾、竹雄がやってきます。やっと万太郎を見つけたとヒサは喜びました。

ヒサはふと、地面に咲いている花「バイカオウレン」を見つけます。「冬の間地面で出番を待ち、春になるとたくましく咲く花」と説明するヒサでしたが、花の名前は知らないようです。

峰屋に戻った万太郎は、タキにみんなの前で「あなたはそれでも峰屋の当主ですか!」と怒られます。「蔵元をやっていけるのは、蔵人のおかげだ」と万太郎に厳しくタキは叱りました。

万太郎は蔵人たちに「いつもありがとうございます!蔵人のおかげで元気をもらっています!」とお礼の言葉を堂々と言います。

蔵人やその場にいた人たちは、万太郎の立派な言葉に笑顔になり、その場は和やかな雰囲気で終わりました。その後、タキは竹雄に万太郎が逃げ出すことがないように見張るように頼みます。

万太郎は、持って帰った花に墨をつけて紙に写したものをヒサの部屋にこっそり持っていきました。ヒサは絵を見て、「これなら一生枯れないね」と喜んでいます。

場面は変わり、万太郎は殿の勝手方である塚田に「名教舘に通いませんか」と誘いを受けました。

世は大政奉還が起き、徳川の世の終わりの時代です。

峰屋にも別れの時期が近づいてきているのでした。

万太郎はタキに向かって「帳面ください」と笑顔で言います。

第3話 終わり

万太郎が塚田に誘われた名教館とは?

高知県の佐川小学校にある、名教館は文化財に指定されている藩政時代の建物です。

佐川の領主である深尾は、教育を大切にしている人でした。

6代目の茂澄公が、安永元年の1772年に名教館を開き、家臣の子供達に学ばせます。

7代目繁寛は、名教館をさらに充実させて郷校にしました。

名教館の授業は、「算数」「武術」「兵学」「茶道」「書道」「文学」と多岐にわたる内容であり、当時の土佐藩でもトップクラスです。

明治維新の際は、多くの勤王の志士を輩出しましたが、明治の学制に伴い廃止となり、96年の長い歴史で幕を閉じます。建物自体は、現在は残っていません

主な輩出者は、らんまんのモデルとなっている人物「牧野富太郎」や、「田中光顕」です。

らんまん第4話『母の好きな花を探しに』内容まとめ【バイカオウレン】

母の命は刻一刻と…

らんまん第4話では、苦しげな息遣いをしている母の姿を見て、万太郎は母の好きな花を探しにいきますが、ひとりで行ったために帰れなくなってしまいます。

万太郎は無事に帰ることができるのでしょうか?そして、母ヒサの命は刻一刻と終わりに向かっていくのでした。

以下で、第4話の内容まとめと感想や考察をお伝えします。

らんまん第4話の内容まとめ

秋になり杜氏(とうじ)と蔵人が来て酒造りが始まりました。

お灸をヒサとそれに協力する竹雄から無理やり受けさせている万太郎は、「お灸がいやだ」と逃げ出してしまいます。

竹雄は万太郎を追いかけ、万太郎を屋敷に戻るように説得しました。

そこへ、子供たちがやってきて万太郎に「鬼ごっこをしよう」と誘います。

万太郎は鬼ごっこをしたいのですが、竹雄が必死に止めました。「遊びたいなら屋敷に帰って僕と遊ぼう」と説得する竹雄でしたが万太郎はいうことを聞きません

それでも竹雄が必死に万太郎を屋敷へと引き戻しました。

屋敷に帰った万太郎は竹雄に怒っており、それを見た綾は万太郎を叱ります。

万太郎は、酒蔵に逃げてしまい、は万太郎を追いかけて酒蔵に入ってしまいました

酒蔵に入った綾でしたが、蔵人に服を掴まれ酒蔵から外へ追いやられます。蔵人は怒り、「おなごは酒蔵に入ったらダメだ!」と言います。

蔵人たちは、すぐさま酒蔵に塩と酒でお清めをしました。この出来事に、タキも怒っており「酒蔵の掟がある。今晩は綾は飯抜きだ!」と言います。

万太郎は自分が悪かったと綾に泣いて詫びますが、綾は「私が追いかけたのが悪かった。酒蔵に一度入ってみたかった」と万太郎をかばいました。

万太郎は母に会いたくなり、母の部屋の前に行きますが、世話人から「今晩は会えません」と言われます。

部屋にいるヒサを見ると、苦しげな息遣いをしていました。ヒサは年が明けた頃から、ほとんど目を覚まさなくなってしまいます。

ヒサの枕元には、万太郎が写した花の絵が置いてありました。

万太郎は母が言っていた好きな花のことを思い出し、ひとりで花を探しに走り出していきます

万太郎は「天狗きて!誰か花をちょうだい!」と言いながら、花を探しにいくのでした。

第4話 終わり

綾が蔵人に追い出されるほどの酒蔵の厳しい掟とは?

綾が万太郎を追いかけ、酒蔵に入ってしまったことを蔵人にきつく怒られます

なぜ、綾は酒蔵に入ってはいけなかったのでしょうか?

実は、酒蔵には女性が入ってはいけないという厳しい掟が昔からありました。

理由は、腐酒に対する恐怖が強かったからという説があります。

炊事を行うと、漬物の乳酸菌など微生物が付着するため女性が酒蔵に入ってはいけないという理由が考えられるようです。

腐酒になると、その年の営業はおろか、向こう3年ほど酒造業ができなくなるほど厳しい処置が取られるため、綾にあれほど厳しく怒ったと考えられます。

らんまん第5話『母(ヒサ)の死』内容まとめ【バイカオウレン】

万太郎は母の最期に会えたのだろうか…

らんまんの第5話では、母ヒサの死が近づいています。

万太郎は母が好きな花を探しにひとりで行ってしまいました。

万太郎は無事に花を見つけて、母の死に目に会えるのでしょうか。

以下に、第5話の内容まとめと感想や考察をお伝えします。

らんまん第5話の内容まとめ

母ヒサは目を閉じていて反応もほとんどなく、汗が止まらず震えています。町医者は夜明けまで命が持たないかもしれないと言いました。

万太郎を探している竹雄と綾は、裏の神社に行ったのではないかと考え、万太郎を探しに2人で向かいます。

綾は、次の当主が万太郎ということに不安を感じていたこともあったが、万太郎が蔵人たちを笑顔にさせたことに尊敬しており、万太郎のことを信頼するようになりました。

時刻は夕暮れ時になり、寒さが増している外には粉雪が降っています。

万太郎も寒さを感じており、咳き込んでいる状態でしたが、ようやく1輪の花を見つけました。

その頃タキは、ヒサに向かって「万太郎は名教館に行くんだよ。綾は女らしゅうになるんだよ」と必死に語りかけますが反応はありません。

万太郎は、花を取ることに成功しましたが、斜面を登れなくなってしまい「誰かきてくれ」と助けを求めます。

竹雄と綾はようやく、斜面にいる万太郎の姿を見つけ、必死になって万太郎の手を取って引き戻しました。綾と万太郎は無事に助かったことに嬉し泣き、抱き合います。

まだ命があるうちに子供らを呼ぶように町医者から言われたタキでしたが、屋敷の人から子供らがいないことを伝えられると、タキは感情が入り乱れて怒り出しました。

すぐに戻ってきた万太郎らの姿を見たタキは怒ることなく、万太郎を抱きしめてヒサの元へ連れていきます。

万太郎は、母に花を持ってきたと伝えるが、母が好きだった花と違うことに気づき泣いてしまいました。

ヒサは目を開けて「綺麗な花だね。春になったらあそこにいるから、また会おうね…」と言って、万太郎と綾の手を握ります。これがヒサの最期となりました。

時は過ぎ、春になって花が地面一面に咲き、万太郎は母の姿が幻想となって見えますが一瞬で消えてしまいます。

天狗の言っていた「お前のしたいことはなんだ」という言葉を思い出した万太郎が言った言葉は次です。

「花の名前が知りたい!」

第5話 終わり

ヒサの言葉や天狗の言葉に感動!

ヒサが万太郎に伝えた「春になったらあそこにいる」という言葉が素敵で感動しました。

ヒサの万太郎や綾への愛する想いが伝わった、感動するシーンでした。

天狗の「人は何かを成すために生まれてきた」という言葉が胸に突き刺さりました。

私自身、人は何のために生まれてきたのか考えることがありますが、「後世に残るような役に立つこと」と捉えられる天狗の言葉は哲学的でした。

朝ドラ『らんまん』感動の第1週の全5話まとめと考察【バイカオウレン】ネタバレあり

朝ドラ「らんまん」の、感動の第1週の全5話の内容まとめと感想を伝えました。

第1週ではバイカオウレンが登場しましたが、主人公や母も花の名前を知らないという意外な展開でした。

これから万太郎が花の勉強を始めていくにつれて、花の名前が登場していくのでしょう。

ちなみに、バイカオウレンの花言葉は「2度目の恋」「情熱」「魅力」「忍ぶ恋」です。

清楚なイメージの花ですが、情熱的な花言葉になっています。

万太郎の波瀾万丈の物語に、今後の展開が楽しみです!

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